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就労継続支援B型事業所 ワークランド虹です。2011年5月に開所しました。 岡山県では初めて、視覚障がい者を主な利用対象とした就労継続支援施設です。 点字印刷・点訳・点字名刺など点字に関する事なら、何でもご連絡下さい。 テープ起こしも行っていますので、ご相談下さい。 点字用紙をアップサイクルしたオリジナル封筒のご注文も承っています。 名刺作成も行っていますので、ご利用下さい。

2011年10月20日木曜日

抹茶の点訳お勉強雑記(1)

こんにちは、抹茶です。新コーナー(?)を始めてみました!
点訳初心者・抹茶が、きなこちゃんやパソータクンのお仕事を傍らで見ていて感じたこと、勉強したことなどをつづります。
このブログは、「点訳」というキーワードでヒットするみたいなので、点訳というお仕事に興味を持っている方がご覧になる可能性もあるかな、と思いまして。
さてさて、みなさん、「点訳って日本語を点字に置き換えるだけだから簡単なんじゃないの?」と思っていませんか?確かに、日本語の「単語」を点字にするだけなら、そんなに難しくないのです。ところが、いざ、きちんと意味をなす「文章」を点訳しようとすると…たちまちつまずいてしまいます。
例えば、「私は今日、学校へ行きます。」という文章。点字は漢字がないから、全部ひらがな表記にすればいいよね…と、「わたしはきょう、がっこうへいきます。」と点訳するのはNG!正解は…
わたしわ きょー、 がっこーえ いきます。
この文章を点訳する際のポイントは3つです。
①点字では、助詞の「は」「へ」は、「わ」「え」と書く。
②文節ごとにスペースを入れて書く。
③「う」で表記される長音は「ー(長音符)」を使って書く。

①はすんなり納得できると思いますが、②と③のルールは難しい!
②のことを、「マスあけ」と言いますが、きなこさんやパソータクンが一番悩むのがここです。「ここ、空けるのかなぁ…」と日々、みんなで悩んでいます。
③は、私のような初心者が困るところ。パソータクンがよい例をおしえてくれました。「お父さん」は「おとーさん」にしますが、「お母さん」は「おかあさん」にしなくてはなりません。「ー」にするのは、「う」と書く長音だけだからです。でも、「言う」は?これは「いう」とそのまま書く…そうです。悩ましいです…
とにかく点訳は、実際の文章にあたってみて、悩んで間違えて、を繰り返さないと身につかない、と痛感する今日この頃です。

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